毎日の食事をすべて手作りで管理するのが理想ですが、時には外食を楽しんだり、コンビニエンスストアやスーパーマーケットのお弁当やお惣菜(中食)を利用したりする機会もあるでしょう。そのような場面でも、いくつかのポイントを押さえておけば、カリウムの過剰摂取を避けることは可能です。まず、外食でメニューを選ぶ際に、最も注意すべきは「生野菜」と「果物」です。新鮮なサラダバーや、付け合わせの生野菜、デザートのフルーツ盛り合わせなどは、カリウムを減らすための下処理がされていないため、避けるのが賢明です。同様に、ポテトサラダやほうれん草のおひたしといった、高カリウム野菜を使った小鉢にも注意が必要です。比較的安全なメニューとしては、衣をつけて油で揚げた「揚げ物(天ぷら、とんかつなど)」や、高温で炒めた「炒め物」が挙げられます。これらの調理法では、食材内部のカリウム量があまり変化しないため、高カリウム食材が主役でなければ、比較的安心して食べられます。ラーメンやうどん、そばといった麺類を食べる場合は、カリウムが溶け出している「汁は飲まずに残す」ことを徹底しましょう。コンビニなどでお弁当やお惣菜を選ぶ際には、「栄養成分表示」を確認する習慣が非常に役立ちます。最近では、カリウムの含有量を表示している商品も増えてきました。表示がない場合でも、原材料名を見て、いも類やかぼちゃ、ほうれん草といった高カリウム食材が多く使われているものは避けるようにします。カットフルーツや野菜ジュース、芋煮や筑前煮といった煮物系のお惣菜は、カリウムが高い代表例です。代わりに、唐揚げや白身魚のフライ、白米のおにぎりなどを選ぶと良いでしょう。完璧なコントロールは難しいですが、何が高リスクかを意識して選択するだけで、大きな失敗を防ぐことができます。
外食・中食でカリウムを避けるためのヒント