「自分には夜間透析が合っているかもしれない」と感じ、治療を希望する場合、次のステップは、それを提供してくれる医療機関を探すことです。しかし、夜間透析は、スタッフの確保などの問題から、全ての透析施設で実施されているわけではないため、情報収集が重要になります。まず、最も確実で最初に行うべきなのは、「現在通院している施設の主治医やソーシャルワーカーに相談する」ことです。彼らは、地域の医療連携に関する情報を持っており、あなたの住まいや職場から通いやすい範囲で、夜間透析を実施している施設をいくつか紹介してくれる可能性があります。また、転院する際の紹介状の作成など、手続きをスムーズに進める上でも、現在の主治医との良好な関係は不可欠です。次に、自分自身で情報を収集する方法としては、「地域の腎臓病患者会」などに問い合わせてみるのも良いでしょう。同じ悩みを持つ患者さん同士のネットワークは、ウェブサイトなどには載っていない、リアルな情報源となり得ます。そして、最も手軽なのが、「インターネットでの検索」です。「〇〇市 夜間透析」や「〇〇駅 透析 仕事帰り」といった具体的なキーワードで検索し、ヒットしたクリニックのウェブサイトを一つひとつ確認していきます。その際には、単に「夜間透析あり」という記載だけでなく、具体的な開始・終了時間、休診日、そして、職場の近くか、自宅の近くかといった、自分のライフスタイルに合った立地であるかを確認することが重要です。もし、適切な施設が見つかり、転院を具体的に検討する段階になったら、必ず事前にその施設を見学させてもらいましょう。施設の雰囲気や清潔さ、スタッフの対応、そして夜間の緊急時対応体制などを、自分の目で確かめ、納得した上で、最終的な決断を下すことが、後悔のない転院への道筋です。
夜間透析を受けたい!施設の探し方と転院の注意点